退職を伝える事は大きなプレッシャーを伴いますよね。
退職する事を心の中では決めていても、それをいざ伝える事はとても勇気がいります。
上司や同僚と合わず、仕事も上手くいっていない状況であれば、それを伝えることはで自分を更に苦しめてしまうと考えてしまいますもんね。
僕も10回転職を経験してますので、その気持ちは痛いほどわかります。
でも大丈夫!
相手が退職を伝えるときにどのような事を考えているかわかれば不安も和らぎます。
今日は転職10回を経験した僕の体験等をもとに、退職を決心しながら伝えるのに勇気持てない人へ勇気が出るような記事を書いていこうと思います。
Contents
退職を伝えるのが怖い!勇気が持てない要因は?
職場を辞めたいと思っているけど、勇気が持てない人の悩みは
- 上司に伝えることで上司から色々言われるんじゃないか
- 抜けることで職場に迷惑をかけていづらくなるんじゃないか
- 次の仕事が見つからず、怖い
主にこんなところかと。
それぞれの悩みのケースごとにポイントを取り上げていきますね。
1.上司に言い出すのが怖い
上手くいっていない上司。
退職を決意する上で伝えるのが怖い時はこのケースが大半かもしれませんね。
退職を伝えるのに絶対避けて通れない相手が、一番伝えづらい相手ですからね。
僕もそうでした。
今日こそは上司に退職届を持って伝えよう!と決意しながら、いざその場面に立つと右往左往してしまい、一週間が過ぎ去ってしまったなんて事も。
しかし結論として、退職を伝えて上司と揉めたことはほぼありません。
それが普段は怒鳴ったりするような上司であってもです。
上司は貴方への憤慨ではなく、仕事が円滑に回る事を考えている
これは退職時に限らず普段からですが、上司が考えている事は
あなたへの恫喝ではなく、会社が円滑に動く為にはどうすればいいかという事。
従って上司が怒る時は
この順です。
相手が常軌を逸した変な人でなければ、ほぼこれに当てはまります。
なので、ポイントは上司の不都合を解消する提案を行う事です。
ここでの上司の不都合はあなたが抜けた事で仕事に穴が開く事。
これを解消します。
具体的には
- 業務の引き継ぎ
- 円満な退職時期を交渉する
この2点です。
普通の事ではありますが、それだけ。普通の事をするだけでいいんです。
上司は穴が開くことが怖いんですから。
そこをキチンと伝えれば上司は意外と冷静に対処します。
性悪な相手なら少しの嫌味もあるかもですが、上司は部下の退職に向き合う事も仕事ですし揉めたところで会社にも利益はない事も理解しています。
変に逆撫でしない限りは、このような姿勢で臨めば滅多な事で揉めることはないでしょう。
話してみたら意外とすんなり事なきを得る事も多いです。
伝えるポイントとしては
- 自分の理想の退職時期を考えておく
- 会社の望む退職時期を探る
- 上司との会話や雰囲気で、双方の望む時期も検討して判断する
こんな風な心構えで準備しておきましょう。
2.周りに迷惑をかけるんじゃないか?
次は退職する事によって周りに迷惑をかけてしまうと感じ、自責の念から退職を伝えづらいようなケース。
確かにあなたが辞めることによって一時は周りに負担がかかるかもしれませんが、それはあくまで一時期です。
今まで僕は、平社員の誰かが辞めた事が原因で回らなくなった企業を見たことがありません。
過去にいた会社でエース級の社員が辞めた時も会社は回ってましたし、僕が会社に自分1人にしか務まらない職務を担当していた所を辞めた時もそうでした。
あなたの業務は周りの誰かが引き継ぎ、欠員を補充するなりしてなんだかんだ会社は回ります。数か月もたてば何事もなかったように回るんです。
そこであなたがやるべきことは少しでも負担を軽くするために必要な業務を丁寧に引き継ぐ事。
業務を伝えたり資料を作ったり、これさえ怠らなければ周りから嫌がらせを受けることはありません。
社会人生の中では逆にあなたが残される立場になる事もあります、持ちつ持たれつです。
そして万が一、会社が自分一人が抜けて会社が大崩れするような場合。
そんな会社にいる事は超リスクなので抜けるのは大正解です。
そのような会社の先は長くありません。
3.転職先が決まってなければ万全の準備を
もう一つはこれ。転職先が決まっていない時です。これも大きいですよね。
本当にキツイのは退職をしてから仕事が見つからず収入源が途絶える事。
会社にいる限りはお金が入ってきますので、次が見つからない状態でそれを自ら手放すのはどんなに嫌な会社にいたとしても躊躇しますよね。
退職前に次の仕事を見つけておくのがベストですが、一刻も早く止めたい位キツイ、時間がない、疲弊しすぎて気力が出ない、なかなかそうもいかない事情もあると思います。
辞めたいけどその先が不安、その狭間で揺れている間は本当に辛い。
これを和らげるには、在職中にできる限りの転職準備をする事です。
具体的には
- 失業保険が受給できるなら、辞める前に申請の方法を調べる
- 職歴をブラッシュアップして備える
- 転職サイトやエージェントに登録していつでも動ける準備だけはする
次が決まっていなくても、すぐに動ける準備をしているだけで心持ちが全然変わってきます。
転職サイトを見て、実際に応募せずとも案件を眺めるだけでもモチベーションアップに効果的です。
とりわけ役立つのが、転職活動における専属トレーナー的な立場となる転職エージェント。
転職エージェントは無料で以下のような事を行ってくれます。
- プロのカウンセラーによるキャリア相談
- 履歴書の書類添削、面接指導
- 相談の内容を元にした適切な求人の紹介
- 転職に必要な段取りの代行
あなたが何もしなくても合いそうな求人を紹介してきれくれる為、在職中のあなたの負担がゴソッと減ります。
求人紹介を受けたり、キャリアカウンセリングを受ける事で具体的な次への道筋が見えてくるので、精神的な余裕ができ、退職を切り出せる勇気を持つ事にも繋がります。
また、エージェントは自社の評判を落とさないため、登録企業に厳正な審査していてブラックな企業もかなり排除されている所も良い所。
在職しながら転職準備を進めたい人にはメリットが多いので1つくらいはマストで登録しておきましょう。
下記に土日でも面談可能なエージェントを集めたので、興味があればそちらも見てくださいね。

まとめ、適切なポイントを押さえれば退職を伝える事は怖くない
最後にポイントをおさらい。
- 上司が考えているのは仕事に穴が空くない事
- 退職の時期をすり合わせる事が大事
- 引き継ぎはしっかりと行う
- 会社は一人抜けたくらいでは問題ない
- 辞める旨を伝えた後は解放感が絶対に勝る
- 転職の準備は固めておく
基本的な事が多いですが、やはり基本が大事。
基本を外さずに対処できれば、退職を伝えるのは決して怖くはありません。
怖いのは一時で、その後には大きな開放感が待っています。
頑張ってくださいね!