アラサーや30代でDTPデザイナーとして勤めながらも、印刷関連業界が下火になっていく事を受けて将来に不安を感じている。
そこで需要がこれからも伸び続けそうなWEBデザイナーへ転身したい気持ちがあるけど、
<strong>WEBはhtmlやcssが出来ないといけないんでしょ?とか</strong>
<strong>この年齢で未経験の業界に飛び込むのは怖いとか</strong>
そんな不安な気持ちを抱えて転職を検討しながらも躊躇している方ってそれなりにいるのではないでしょうか。
まぁ僕がまさにそんなパターンだったんですけどね^^;
僕はDTP→WEBに転職した経験があるから感じた事なのですが、
<span class=”marker”>DTP経験をしっかり持っていれば、30歳前後のアラサーからWEBへ転職する事は充分可能です。</span>
むしろスクール卒の未経験者なんかよりも何倍も有利。
今日はDTPデザイナーがWebデザイナーに転職する為のススメを書いていきます。
<span style=”font-size: 14px;”>※本記事は未経験者に対して参考となるような「わかりやすさ」を重視して書いた記事なので、WEBの厳密な部分を割愛している箇所もあります。</span>
<h2>「Photoshop」「illustrator」を実務レベルで扱える事は立派なの武器</h2>
まず、WEBの制作に関する仕事はザックリ以下のように2つに分ける事が出来ます。
<ol>
<li><strong>サイトのビジュアルを制作する「デザイナー」</strong></li>
<li><strong>作成したビジュアルをPCで表現する為に必要なコーディング(HTML、CSS、Java script)と呼ばれるプログラミングを行う「コーダー」</strong></li>
</ol>
これを兼務するパターンも多いですが、
2つの仕事を完全に分業して行う職場も結構あります。
そして分業化されている場合は、デザイナーは自分でコーディングが書ける必要はありません。(自分で書けずとも最低限の知識や、将来的に技術を深めていく事はもちろん必須です)
作業内容は
<ul>
<li><strong>サイトのページ全体の画面制作</strong></li>
<li><strong>バナー画像</strong></li>
<li><strong>サイトの部分的なパーツ画像</strong></li>
</ul>
等がメインとなり
WEB特有のルールを理解して制作する必要はありますが
<span class=”marker”>基本的には「Photoshop」「illustrator」を使って画像を作る作業なので、</span>
<span class=”marker”>DTPの作業と似ている部分もかなり多いです。</span>
なので「Photoshop」「illustrator」をガッツリ扱った実務経験のあるDTPデザイナーであれば、そのスキルを流用してWEBデザイナーとして参入する事は可能です。
むしろ純粋なWEB業界未経験者に比べたら、スタート時点で1にも2にも抜きんでています。
<h3>細部にこだわった高度なビジュアルが作れるのもDTP出身者</h3>
もう一つ、DTP出身者の強みとして出せる部分は、
<span class=”marker”>制作物に対して高度なクオリティを追求してアウトプットできる事です。</span>
翻って、WEBデザイナーは使いやすいサイトレイアウトやユーザビリティなど、
設計面を重視したデザインに比重が置かれる事が多く、
純粋なビジュアル制作のスキルにはバラつきがあります。
なのでヴィジュアル制作のアウトプットに関しては、
成果物そのもの自体を作りあげる事がゴールなDTP出身者の方が、
細かい色味やカーニングなど細部まで行き届いた質の高いアウトプットが出来る分、
一日の長があります。
質の高い見た目のサイトを制作する素養という点で、DTP出身者の特徴は活かせると思います。
<h3>WEBの参入にどのような内容の仕事を探せばよいか</h3>
では、DTP出身者はどのような内容の仕事から入って行けばいいのでしょうか。
それはWEBの全体を1から造る作業ではなく、部分的な作業を中心とした仕事です。
具体的に書くと
<strong><span class=”marker”>「バナー画像やWEBのパーツ画像作成やWebの運用更新」</span></strong>
その様な分野の仕事に当てはまります。
このような仕事は、
<strong><span class=”marker”>ウェブに必要な画像の制作、画像の入れ替え、文章の入れ替えなど、</span></strong>
Webサイトの部分的な改修を目的とした内容なので、
1からWebサイトを構築するようなスキルは求められておらず、
<strong><span class=”marker”>基本的なコーディング知識と画像の制作スキルがあれば担当する事が可能です</span>。</strong>
(将来的には知識を深める必要はありますけどね)
現在Webの案件はとても多くなり、このような部分的な内容の仕事も相当数扱っています。
まずWebに参入するなら、このような仕事内容、かつ経験が浅くても受け入れてくれるような案件からスタートすると良いでしょう。
<h2>サイトのパーツ画像を作りまくったポートフォリオを用意する。</h2>
WebもDTPと同様、就職活動の際にはポートフォリオが必要になります。
前述で、Web未経験者が参入するならば参入しやすい分野は、
「バナー画像やWEBのパーツ画像作成やWebの運用更新」書きました。
なので、作品は必然的にその要件に準じた制作物が必要となります。
という事で、ポートフォリオ作成に、
<strong><span class=”marker”>バナーやビジュアルなどサイトのパーツ画像を沢山作りましょう!</span></strong>
(できたらサイトの画面デザインも作っておきたい所です。)
バナー等のサイトの部分的なパーツ画像を作成する際は、ウェブ用の画像のルールを把握する必要があります。
しかし制作自体にはコーディングの知識などは必要ありませんし、<span class=”marker2″>作業もPhotoshopとIllustratorだけで完結できる</span>ので、ここでDTPデザイナーとしてのスキルを十分に見せつけましょう。
作成の際は
<ul>
<li><strong>色んなサイトジャンルの画像(雑貨、家電、化粧品、アパレル、医療系など)</strong></li>
<li><strong>できるだけ多くのサイズのバナー</strong></li>
</ul>
を作成し多くのジャンルに対応できるようなデザインスキルを備えている事を魅せるのがコツです。
また、ウェブサイトはバナーやヘッダー画像、その他パーツ画像がそのくらいのサイズで作られているか、解像度やカラーモードなども押さえて作成してくださいね!
<h2>転職にはWebに特化した転職エージェントから参入するのが一番ラク</h2>
ここまで色々書いてきましたが、やはり未経験でWebの世界に飛び込もうとするのはやはり不安だと思います。
そんな時は人の力を借りましょう!
具体的に言うとWebに特化した転職エージェントサービスを使う事をお勧めします。
そのメリットは、サービスを利用すると
<ul>
<li><strong>利用者には担当のコーディネーターが付く</strong></li>
<li><strong>利用者のスキルや、希望している仕事やキャリアプランをヒアリングして、その人に合ったキャリアプランを提案してくれる</strong></li>
<li><strong>ヒアリングに基づいた最適な仕事を紹介してくれる</strong></li>
</ul>
こんな事をしてくれます。かなり心強いですよね。
そしてエージェントも仕事なので、採用先ですぐに辞められる事は会社にとっての損失になります。
なので、エージェント側もそのようなミスマッチが起こらないように、極力リスクを排除する方向でプランを提供してくれます。
また、他にも転職のプロからアドバイスを貰う事で、
自分の現在地を客観的に分析する事もでき、将来的なビジョンも明確になり、
漠然とした見えない不安の解消にもつながります。
こんな諸々のサービスを無料で受ける事ができるので、転職にはエージェントを使う事はメリットだらけ。
転職したいなら、その道のプロに頼んだ方が効率的だしリスクも少ない、という話ですね!
なんだかんだ人の力を借りるのが一番手っ取り早いんです。
やっぱ楽できるものは楽したいですしね。
<h3>エージェントはパーソルテクノロジーがお勧め!</h3>
繰り返しになりますが、僕も30歳の時にエージェント経由からウェブの世界に参入しました。
そこから何度か転職も経験し、過程で色んなエージェントに登録もしましたが、
その中で何度かお世話にもなり、抜群に力が感じたのが
<strong><span class=”marker”>「パーソルテクノロジースタッフ」</span></strong>
ここはWeb関連の人材業界の最大手です。
やはり大手とあって案件は豊富ですし、コーディネーターも業界の事を熟知しているので、非常に心強いです。
https://mytunes.link/shigoto/web-change/around30-persol
今すぐに転職活動をするガツガツしなくとも、登録をしてコーディネーターにキャリアを見直してもらったり、どのような内容の仕事があるのかをチェックして、いつでもキャリアアップの準備をしておくことは事は非常に重要です。
キャリアプランに悩んでいるならば、このような小さい積み重ねは早いうちにやっておく事は必須です。悩む時間がもったいないですからね。早めに済ませておきましょう。
<span class=”color-button01-big”><a href=”#”>パーソルテクノロジースタッフに今すぐ登録 </a></span>
<h2>まとめ、アラサー世代ならWebへの参入は間に合う、けど早くした方が良い</h2>
色々書いてきましたが、
<strong><span class=”marker”>結論から言うと、30歳を過ぎてもWebに参入する事は可能です。</span></strong>
僕もキャリアの中でそういう人を何人も見てきています。(中には40歳近くから参入した人もいました。)
しかしこれは当然ながら、参入するなら若ければ若い方が良いです。
これは僕が感じた経験則ですが、30歳を越えてからもWebの参入は可能ですが、35歳を過ぎてから未経験者で参入するには少しキツイかなというのが正直な所です。
無理ではないけどかなり間口は狭くなるって感じですね。
加えて業界未経験であるならば、その業界で一生働いていきたいかどうかも働いてないとわかりません。
<strong>もしも働いてみて合わないと感じるのであれば、そこからDTPの世界に引き返したっていいと思います。</strong>
DTPの業界も下火となり、需要が減っていく事は確かですが、完全になくなる事はありませんので、やはりDTPが肌に合うならばそれも良い選択肢だと思います。
<strong><span class=”marker”>しかし進むにも戻るにも、経験してみないと判断はできません。</span></strong>
そしてそれは早ければ早いうちに決断できた方が良いのはわかりますよね。
なので、現在アラサー位の世代でDTPからWEBへの転職を迷っているならば、できるだけ早いうちに転職して、一度はWebの世界を経験すべきだと思います。
WEBは今後も拡大し、人手が必要な状態が続き、需要もしばらくは伸び続けるでしょう。
まだまだ未経験者が参入は可能な状態であると思います。
業界自体がそんな状態なので、冒頭に述べたような思いで不安な人ならば、
そういう人は早いうちに絶対WEBに一度は転身する事をお勧めします。
