会社の雰囲気や環境は長く勤める上で重要なウェイトを占める要素です。
しかし会社の評判や実態は面接や求人情報ではわかりません。
企業も自社のデメリットは公表しませんし、いくら企業研究をしても入社してみないとわからない所が実情です。
でもせっかく苦労して入社した企業が後からブラックだった!なんてことは絶対避けたいですよね。
そんな時に役立つのが会社の転職口コミサイトです。
転職口コミサイトは実際にその企業に在籍/過去に在籍していた社員が投稿した口コミが集まり企業の実情はわかる、転職活動においてとても有益なサービスです。
僕も転職活動の度に活用し、とても参考にしていました。
その中でも多くのシェア数を誇るサイトが「キャリコネ」
キャリコネは
- 企業登録者数62万企業
- 登録者数3500万人以上
- 企業口コミサイトNO.1(日本マーケティング社調べ)
圧倒的な登録者数と高い評価を得ている口コミサイトです。
今回はキャリコネのメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
Contents
転職の強い味方!口コミサイト「キャリコネ」のメリット
キャリコネのメリットは以下の3つ
- 求人票では見えない企業の実態の情報が多角的に得られる
- 面接の質問内容がわかる
- 口コミの信ぴょう性が高い
それぞれ解説していきますね!
求人票では見えない企業の実態の情報が多角的に得られる
冒頭でも述べた通り、キャリコネは企業に在籍、もしくは過去に在籍していた社員が企業の評価した口コミを集めたサイトです。
口コミから調べられることは、仕事のやりがい、社風、残業時間、年収、ホワイト度、面接内容など、幅広い口コミ情報が掲載されています。
画面を見てみるとこんな感じ
非常に多岐にわたる項目をそろえており、多角的な面から情報を集めることができます。
そして口コミの内容はこちら
だいぶ濃い内容が書かれています。
このような情報は求人情報では得ることができませんから、企業にエントリーする場合や、内定後に入社するかの見極めにとても役立ちます。
また、このような情報を仕入れておくことで優位に活動を進めることもできます。
給与の詳細がわかる
また、キャリコネでは投稿から、その企業へ給与の詳細なデータ、満足度のコメントを見ることができます。
こうした内訳をみることで、会社の労働環境や福利厚生から働き方のイメージが浮かびやすくなるのもメリットですね。
面接の質問内容がわかる
これはキャリコネ独自の特徴。
志望したい企業の内情を口コミで知り、応募して面接となった時に、キャリコネは面接での以下のような情報も見ることができます。
- 面接官からの質問内容
- それに対して回答した内容
- 面接を受けた人からのアドバイス
画面はこんな感じです
転職を成功させる為に最も必要な事は情報の収集と対策です。
面接の具体的な内容が事前に把握する事ができれば、明確でピンポイントな対策ができる為、大きな有利性が生まれます。
また、投稿者による面接の際のアドバイスも書いているため、雰囲気や状況が想定できる点もありがたいですね。
口コミの信ぴょう性が高い
口コミの信ぴょう性については気になるところだと思います。
キャリコネでは情報の信頼性を高めるために以下のような対策をしています。
- 口コミの掲載は1項目100文字以上の入力が必須。コピー&ペーストも禁止
- 投稿に対してプログラムまたは目視によるチェック
- 企業からの削除依頼は、情報が正確でないと証明されない限りは対応していない
このように誤った情報を是正する為の仕組みづくりをしており、信ぴょう性の高い情報を集めています。
僕も口コミを書きましたが、コピペ禁止で1項目150文字を書くのは決して多い文字数ではありませんが意外と面倒です。
口コミを書かなくてもキャリコネ情報は見ることができますから、企業の情報操作をしようとするサクラ(これも是正されますが)以外が書くメリットはありません。
僕の体感ですが、そんな所に捏造情報をわざわざ書くような事はないように思います。
またもう一つの根拠としては、僕は在籍した会社が検索に5社程ほど出てきたのですが、どれも実情と当てはまっていた事。(証拠が見せれず申し訳ないのですが。。)
内容も実際に在籍しないとわからないローカルな情報まで書かれていたため、これを見て僕もこのサイトの信ぴょう性に信頼が持ちました。
ちなみに僕も在籍した企業の口コミを書いた情報に関しては100%真実です笑
口コミの判別の精度を上げるには
とはいえ、書かれている口コミが100%信頼できるかと言えばそうではありません。
僕は過去の在籍企業の口コミで1件だけですが、情報操作する口コミを発見しました。
そこは結構なブラック企業でほとんどマイナスな口コミだらけでしたが、1件、物凄くポジティブな書き込みがありました。
きっと社長に命令された部下が書いたものだと思われます。(その人物もなんとなく特定はできますw)
全体的な制度が高いとはいえ、稀にこのような書き込みがあるので注意が必要です。
判別のコツは複数の社員から同じような書き込みがなされているか相対的にみる事です。
多数からの同じような意見はグンと信頼性が上がります。
転職口コミサイトはキャリコネの他にもopenwork、転職会議などいくつかあるので、複数を見てできるだけ多くの情報を集めておく事が重要です。
キャリコネのデメリット
キャリコネは無料で登録でき、多くの情報を得られるためデメリットはあまりないのですが、しいて言えば登録が面倒(特に学生)という所でしょうか。
社会人がキャリコネで情報を見られる様にするためには
- 自身の経歴を入力するか
- 企業の口コミを1つ書く
いずれかが必要になります。
それが面倒に感じる方はデメリットとなりうるでしょうか(といっても10分くらいのものですが)
逆に学生の場合は学校の情報や学校から付与されるメールアドレスの登録、就活の希望登録を行い、その上で2~3日の審査機関を設けられる為、すぐにというワケにはいきません。
こちらの方はデメリットといえるでしょう。
また、こちらもあまりデメリットにはならないかもしれませんが、口コミを書く形でキャリコネに登録した場合は閲覧期限が1年間と制限されます。
といっても1年間仕事が見つからず探し続ける事も稀でしょうから、そこまで大きな影響はないと思います。
あとは、登録時にメルマガを受け取るかをチェックするボタンがあるので、受け取りたくない方はチェックを外しておきましょう。
まとめ
キャリコネのメリットをおさらいします
- 会社の評判などの口コミがチェックできる
- 入社後のミスマッチや志望の見極めができる
- 細かい年収データがわかる
- 面接の質問内容がわかる
- 口コミの信ぴょう性も高い
無料で使えて転職活動にこれだけのメリットが享受できるのは単純に凄いと思います。
このサービスを見つけた後、僕は企業のエントリーやエージェントからの紹介を受けた際にはかならずチェックして受けるか判断するようになり、今は希望通りの会社で働いています。
その際に面接の質問内容も書いてある通りだったので、非常に助かりました。
使い方としては、口コミで評判を調べる→ゴーサインが出たら面接の内容を見て対策
という流れが一番効果的でしょうか。
登録にさしてデメリットないので転職活動中、もしくは始める方は役に立つと思います。
上手く利用して転職活動を有利に進めて行きましょう。
それでは。